胃ろうの穴(瘻孔)にカテーテルを入れ、先端を十二指腸や空腸に留置する方法をPEG-Jと言います。またはJET-PEG、TGJとも呼ばれることがあります。
PEG-Jチューブは、胃ろうに比べて嘔吐や胃食道逆流、誤嚥性肺炎といった合併症のリスクが少ない特徴があります。しかし、栄養剤を直接腸に流し込むため、下痢やダンピング症候群のリスクが高まります。これを予防するためには、栄養剤の投与時間を長くすることが推奨されています。具体的な時間については、医師の指示に従ってください。
また、PEG-Jカテーテルは内腔が細いため、チューブが閉塞しないように、投与前後には白湯を使用したフラッシュが必要です。簡易懸濁の可否についても、胃ろうより厳しい判断基準が必要になります。
さらに、PEG-Jを1回転以上回してはいけません。内部のカテーテルは腸まで伸びているため、胃内でチューブがよじれる可能性があるからです。

