麻薬処方箋を受け付ける際には、多くの確認事項があります。普段使い慣れない薬剤を扱うときには、ミスの原因にもなり得ます。そこで、オキシコドンの増量方法について事前に確認しておくことをお勧めします。
オキシコンチンTRの増量
徐放製剤であるオキシコンチンTR錠ついて添付文書に「5mgから10mgへの増量の場合を除き、増量の目安は資料量の25~50%増とする」と記載されています。
ただオキシコンチンTR錠の規格は「5mg, 10mg, 20mg, 40mg」のみであるため、選択肢が限られます。以下に増量パターンの例を示します。
| 1回量 | 増量幅 | 組み合わせ |
| 5mg | 5mg | |
| 10mg | 100% | 10mg |
| 15mg | 50% | 10mg+5mg |
| 20mg | 33% | 20mg |
| 30mg | 50% | 20mg+10mg |
| 40mg | 33% | 40mg |
レスキュー薬との組み合わせ
また速放製剤であるオキシコドン錠については定時投与中のオキシコドン製剤の1日量に対して1/8〜1/4の投与量になります。以下では1/4量を表にまとめました。
| ベース(1回量) | ベース(1日量) | レスキュー(1回量) |
| 5mg | 10mg | 2.5mg |
| 10mg | 20mg | 5mg |
| 15mg | 30mg | 7.5mg |
| 20mg | 40mg | 10mg |
| 30mg | 60mg | 15mg |
| 40mg | 80mg | 20mg |
なお適宜増減のコメントが記載されているため、疼痛状況に応じて容量変更が可能になります。
